睡眠時無呼吸症候群というのがありますね。うちにも該当者がいます。
広告で見るような「睡眠外来」ではなく、
近隣の内科(医師が数人いる中規模の病院)に
予約制の「快眠外来」があり、そこで検査(自宅)及び診断を受け、
CPAPを数年間レンタルしました。
もう10年ほど前の話です。
なお、その病院は、ナンタラなおそう.com、に見られるような
病院のリストにはないところです。
世の中の労働者は仕事が大変で
帰宅しちゃ泥のように眠っては仕事に行くのエンドレスで病院にいかないのですが
・鼾がうるさく、実家を思い出すので病院に行かないなら別れるかどうにかしたい
・このままだと息がとまってさようならだね(検査受けるor die)
これで病院に行ってくれました。
パートナーが病院に行ってくれない場合、カップルに合ったスタイルでなら
ケンカしても良いのではないでしょうか。
・鼻の奥の炎症(耳鼻科で指摘があったが治らない)
・鼻水が出ている気がして何度も鼻をかむ
(大喧嘩して拭くだけにしてもらった)
・おデブ(顎もそうだが横向きになると肩の肉が喉を圧迫する)
・脱力時に舌が下がり顎を強く引く
(マウスピースで間に合うと思えないくらい強い力で顎が下がる)
・どこの筋肉が過剰に弛緩や緊張をしているのかわからない
↑
これはウィキペディアの舌骨舌筋の画像
↓これは上半身の上のほうを都合よく描いた図(水色は布団)
※顎を上げるように枕をセットすると気道がつぶれるのか逆効果でした。
・寝相に関してこだわりがあまりない
・とはいうものの上向きに寝るのが好き
・何があっても起きない
・起こしても起きない
・目覚ましがいくつ鳴っても起きない
・下顎は特に小さくはない
このあたりがCPAPで一定の効果があるタイプなのではないかと思います。
ダースベイダーみたいにはなりますが、上を向いて寝られるというのが利点。
機器周囲ではほぼ常に風が吹くので寒いです。
現在はCPAPを返却し、使用していません。
・喉や鼻の奥が、いびき時の触れたり離れたりを繰り返すことによる炎症
これが緩和されたのではないかと思います。たぶん。
併せて
・自転車通勤(往復2時間)
・精巣癌
により痩せました。
痩せたことと、CPAPを長期間使用していたことで、CPAP無しで横向けに寝ればそこそこ静かに眠れる程度までになっていました。
いやほんと、癌は痩せます。ご主人が急激に痩せたらほんとに注意してください。
転移もなかったけれど、3ヶ月くらい入院しました。
この図は横向けに寝ているときの上半身の上のほうのイメージを
頭側から都合よく見た感じだと思いなせぇ。(水色は布団)
肉肉しく描くと以下のようになります。
両肩の肉と頭部で喉元はセルフ首絞め状態です。
今は少し元の体型に戻りつつあるけれど、
まだ、横向きなら、いびきをかかずに眠ることができています。
枕はいろいろ購入し、
・タオル
・普通のそば殻の中身を減らしたもの
・低反発のもの
を組み合わせています。
低反発の枕の調節は、完全に眠り脱力する状態でないと、
ちょうど良い高さや形状はわからないと思います。体調にもよります。
無重力だと鼾がどうなるのか知りたいです。
だらしない体格の宇宙飛行士なんていないだろうから
ISSで実験なんて無理だよなぁ。。。
※追記※
http://nakamura.kids.coocan.jp/topics2001.htm#ibiki
宇宙ではいびきをかかない?! August 22, 2001
MedWaveのトピックスから・・・
◆ 2001.8.22 睡眠中のいびきや無呼吸は重力のせい、宇宙飛行士5人が実証
スペースシャトルの乗組員5人が協力した研究で、重力がほとんどない宇宙空間では、
睡眠中のいびきや無呼吸が激減することがわかった。
American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine誌8月号に、研究論文が掲載された。
この研究を行ったのは、米国California大学San Diego校のAnn R. Elliott氏ら。
研究には、睡眠中にひどいいびきをかいたり、時々呼吸が止まったりするが、
それ以外は健康に問題のない宇宙飛行士5人が協力した。
スペースシャトルに乗り込む前に、地上で睡眠中のいびきの程度を測定したところ、
5人の「平均いびき時間」は睡眠時間の16.5%を占めていた。ところが宇宙空間でのミッション中は、
このいびき時間が0.5%に激減。ほとんどいびきをかかずに眠れるようになったという。
実験に協力した宇宙飛行士5人の、地上での無呼吸低換気指数(AHI;睡眠1時間当たりの
無呼吸や呼吸低下の回数)は、平均で8.3。一方、宇宙空間でのAHIは平均3.4と半分以下に
なっており、無重力状態では睡眠時無呼吸も改善されることがわかった。
睡眠中のいびきや無呼吸は、仰向けに寝た姿勢で筋肉が弛緩し、気道が狭まるために起こると
考えられている。研究グループは、「この研究で、いびきや無呼吸の発生において重力が主要な
役割を果たしていることが、初めて実証された」と結論付けている。
なお、5人の宇宙飛行士は、地上に帰還した後にもう一度同じ検査を受けたが、
いびきや無呼吸はややひどくなっていたという。残念ながら、無重力状態を経験しても
いびきが治るということはないようだ。
狭い宇宙船の中でいびきをかかれたらたまらないと思っていたけど、
成る程これにて一件落着と相成りますでしょうか?
http://www.dinop.com/news/5.html
睡眠中のいびきや無呼吸は重力のせい、宇宙飛行士5人が実証
元記事へのリンク(http://bizns.nikkeibp.co.jp/cgi-bin/search/wcs-bun.cgi?ID=137850) スペースシャトルの乗組員5人が協力した研究で、重力がほとんどない宇宙空間では、睡眠中のいびきや無呼吸が激減することがわかった。睡眠中のいびきや無呼吸は、仰向けに寝た姿勢で筋肉が弛緩し、気道が狭まるために起こると考えられている。研究グループは、「この研究で、いびきや無呼吸の発生において重力が主要な役割を果たしていることが、初めて実証された」と結論付けている。
本当かどうかはわからないけどいびきの原因は「重力」。ということでいびきがひどいそこのあなた、悪者は重力です。いびき抑制剤なんて怪しげな薬飲まないで重力から離れましょう。宇宙は非現実的だから、お薦めは水中。完全には重力から逃れられないけどある程度は浮力でカバー可能。プールでぷかぷかしながら寝るってのはどうでしょう?あ、駄目か。考えてみたら気道上の筋肉には普通に重力かかるから...ということで諦めましょう。
国際宇宙ステーションでの生活--写真で見る宇宙飛行士の食事や睡眠 - 12/16 - CNET Japan
CNET Japan > ニュース > オフトピ
スペースシャトル「Discovery」がISSにドッキングされている間に、ミッドデッキに取り付けられた寝袋でまどろむ宇宙飛行士のPam Melroy氏(左)、George Zamka氏(右下)、Paolo Nespoli氏。
通常、宇宙飛行士はミッションの1日の終わりに8時間の睡眠を取るスケジュールになっている。ただし、地球上で寝る場合とほぼ同じで、睡眠の途中でトイレに起きることもあるし、遅くまで起きていて、窓の外を眺めていることもある。地球で眠る時のように、宇宙飛行士は夢も悪夢も見るし、いびきもかく。
提供: NASA
という、アーカイブがありました。軽くなったというのと、いびきかくって書いてる記事の両方あるやん…。
日経メディカルのアーカイブは分かんなかった。
パタカラとかいう叢生応援ツールは無視
気になったので泣きながらググり、( american journal of respiratory and critical care medicine 2001 sleep Elliott とかいうキィワードでググりました)
american journal of respiratory and critical care medicine 2001 sleep Elliott - Google 検索
これが近いのかな…という記事に漂着。
http://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/ajrccm.164.3.2105072a
グーグルに翻訳してもらいましたが、宇宙だとよく眠れているという解釈をすると、よく眠れているから睡眠時間が2時間くらい短くなってる、とも言えるのかもよ、という感じなのかな?てことはこれは記事なのか。。。あ、社説の類なのか。
あ。。。
http://www.atsjournals.org/doi/full/10.1164/ajrccm.164.3.2010081
これかなー。。。
…パーン
いやいやグーグルの翻訳しゅごい。読める、読めるぞぉぉ。。。読めるけどバカだから全然頭に入っていかない。。。
日本とロシアの実験もあったのね。
中枢か重力か、みたいなのも書いてあるっぽい。
地上に戻ったときいびきが重くなったというのは筋力の低下と関連があるのかな…
血流自体の重さからくるとか…
+++++
抱き枕は人体ほどの硬さがないとダメです。
(腕と肩の重さでつぶれてただ単に喉元を圧迫する物体になる)
一時的によくなりますが、毎日使用していると、悪化しているようにも見えました。
・睡眠が深くなると首元からガクンと落ちるので、首側の枕の高さはやや高めにして
下側の肩をできるだけ排除している。
・飲酒をした日は横向けでもあまり静かにはならない。
(アルコールですぐ赤くなるタイプ)
・最近は寝起きで腹筋と腕立て伏せを始めたので、また痩せだした。
仰臥していて脱力し、鼾をかきだすと、
口頭で「よこむけ」「ごろーん」等と言って、手を添えると、
横臥してくれるようになっています。
(無言だとだめみたい)
人は寝返りをうたないと褥瘡の一歩手前までいってしまうかもしれないので、
ずっと一方だけを向くことは無理かと思われます。
しかしながら、回復体位の足のずらし方は参考になります。
いらすと屋さんのこの図より腰を後ろにつきだしてもらい、上になった脚を前方にずらすと、横臥の姿勢がより長時間続くようです。
なお、顎の下に手を挟むとうちの場合は喉が圧迫されて鼾再開です。
整体マッサージの治療院にあるような、ある程度の硬さの、
U字型ではなく、両頬にやや硬い枕を当てて頭を支えるタイプで
うつ伏せでも顔面が出て額側の通気で息ができるような枕があれば
試してみたいところです。
マッサージに使う有孔ベッドなるものも気になるところですが、
うちは和室物件なので…
マットレスだけでおながいします…
胸側通気は布団で塞がるのでダメですし、
脱力時に喉を圧迫してもダメかと思います。
自作された方いらっしゃいませんか。
パートナーの母も鼾がきつい人でしたが、肺癌で亡くなりました。
頬粘膜を頻繁に噛んでしまう癖があると口腔癌になりやすいこともあるそうですが、
あまり鼾をかくことは刺激に弱い皮膚を持つタイプには
良くないことのような気がします。
関係ないですが、マウスピースについては利点もあるでしょうが、あのクリアライナーやインビザラインのような樹脂シート形成タイプ(もしくは3Dの樹脂プリンターでの出力)の様子を見ていると、角膜矯正コンタクトレンズのように樹脂の会社が妙に絡んでいるように感じます。
取り外せるわけで便利は便利なんだけれど。。。
参考になりそうなページ
[101] 睡眠時無呼吸症候群と循環器病─ そのいびきが危ない! ─ | 循環器病全般 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
舌下神経[XII]
http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/cranial/cn12.html